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未来創造志塾/塾長の独り言


塾長の独り言 NO14 H15.1.12

「ラストサムライ」 


今、大ヒットしている映画「ラストサムライ」見ましたか?
・・・・・・まだ、見ていない方は是非とも見てください!

「武士道」をテーマにしてます。
我々、日本人なんですね!
若者も、女性も、皆さん、それなりに感動しています。
日本人としての「心のふるさと」「精神」「遺伝子」
つまりはアイデンティティ(自己同一性)が感じられますね。

この映画をアメリカ人がシナリオを書いたなんて・・・・・。
武士道と禅を絡ませて描いている。
ここ2、3年は、何故か?
武士道の生き方がテーマの映画・テレビが多くなりましたね。
それは、この混迷する時代背景が、どんな生き方をすればいいのか?
改めて問い直している時代なんでしょうね。
「たそがれ清兵衛」「忠臣蔵」「宮本武蔵」「竜馬が行く」「新撰組」「半落ち」などなど。

目的を無くした日本。
目標を見失った日本。
そんな時は、歴史を振り返るんですね。
過去のわれわれ日本人はどんな生き方をしてきたのか?

さて、この映画「ラストサムライ」
明治維新の西郷隆盛と大久保利通、それと明治天皇。
それぞれが、
時代の変革の中で、
何を大切にするのか?・・・・・けっして正しいことの追求ではない!

武士道とは、葉隠れにあるように、
「武士道とは死ぬことと見つけたり」ではない。
「武士道とはどんな生き様をするのか」が求められた!
そのためには、いつでも死を覚悟した生き方が大切であると言っているのでは?
ないでしょうか?

ラストの「言葉」、感動します!・・・・涙がぼろっと流れます!

自分自身の生き方の価値判断、今のままでいいのか?そんな気がします。
・・涙して、「見終わったとき」不思議に日本人に生まれてよかったなと感じられる映画でした。